南側に開けた土地を生かすため、開口部を大きくとったLDK。カーテンレールの位置を高くして窓の広さを強調した。
奥様のコーディネートに ご主人のDIYが映える 五泉市 H邸
「最初はナチュラルな感じの家がいいと思っていましたが、絶対に使いたいと思うシステムキッチンが見つかって考えを変えました」(奥様)。そのキッチンのコンセプトは「家具のような佇まい」。鈍い輝きを発する重厚な存在感に合わせて程よいインダストリアル感のある空間に。 「ビルダーの担当者がとてもいい方で、細かな要望にも応えてもらいました」と奥様。施工中は毎日のように現場に通い、修正をお願いしたことも。「施工の方にもわがままを聞いてもらって、とても感謝しています」。奥様のコーディネートを尊重したご主人はDIYでサポート。ダイニングテーブルやダイニングベンチを自作。ご夫婦が力を合わせた住まいは、イメージどおりの仕上がりになりました。
奥様がほれ込んだ「GRAFTEKT(グラフテクト)」のキッチン。広いワークトップは継ぎ目がなくて手入れが楽々。照明もキッチンに合わせてコーディネートした。
リラックスできる雰囲気を重視し、寝室は当初考えていたナチュラルな内装に。横長の5畳のウオークインクロゼットを備え、衣類のほとんどをハンガーに掛けて保管できる。
2階ホールから寝室を見る。階段の照明がしっとりとした雰囲気を醸し出している。
洗面は玄関と繋がっており、帰宅後すぐに手洗いができる。間仕切り壁に小窓を設けるなど、デザインにもこだわった。
外壁には屋根材を使用しているそう。凹凸がある張り方で、表情にも変化を与えている。
枕木を使用した玄関アプローチは、ご主人が自作したもの。内装同様に程よいインダストリアル感が黒い外観に似合っている。
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 |
竣工日 | 2021年03月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
111.50m²
(33.60坪)
1F 60.16m² (18.10坪) 2F 51.34m² (15.50坪) 備考 ※建築主様のご要望で平面図は省きます。 |
設計者 |
デザイン