テラスの床に張られた600角のタイルは名古屋モザイク工業のコットメント。ポーチの軒天はレッドシダー仕上げ。
プライベートテラスを囲む ゆとりの平屋暮らし 五泉市 W邸
建築会社で働くご主人が望んだのは、「プライバシーを保てる中庭のある家」。そのために平屋の住まいを計画しました。 格子で目隠しされたポーチに踏み込むと、目の前に広がるのは大判タイルで仕上げられたテラス。ぽっかりと空いた頭上から光が降り注ぐ心地いい屋外空間です。「子どもを安心して遊ばせられるのがいいですね」と奥様。「ドッグランにもなりますし、冬はここでかまくらをつくって遊びました」とご主人。 内部はテラスを囲むように部屋が配されており、LDKからテラスを眺めながら過ごせます。室内には間接照明が仕込まれており、夜になれば一層のリラックスムードを演出。平屋の住まいに家族だけのゆったりとした時間が流れていきます。
南西角から見渡すL字型のLDK全景。2つの掃き出し窓からテラスに出られる設計で、バーベキューの準備もスムーズ。
ダイニングとキッチンは食事の準備や片付けを楽に行える横並びのレイアウト。天井は節のないレッドシダーで温かみをプラス。
ポーチの木格子が外からの視線をシャットアウト。「朝晴れているとテラスに格子の影ができてきれいなんですよ」(奥様)。
オークの挽き板のフローリングに合わせて、家具もオーク材で統一。冷蔵庫はキッチン奥のパントリーに配置し生活感を排除している。
シンプルで安定感のあるファサード。目隠しの木格子が外観のアクセントに。
キッチンと脱衣室の間に設けられた洗面スペース。サンワカンパニー社のモルタナ洗面にサブウェイタイルを組み合わせ、モノトーンですっきりとした印象に仕上げている。
1F
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お客様の声
平屋の家は暖気が行き渡りやすく、冬の間エアコン1台で家中暖かく過ごせました。階段がないので愛犬のポメラニアンが家の中をどこでも自由に歩き回れるようになったのも良かったことです。それから、この家に住んでから観葉植物が好きになり、アガベやパキポディウムなどを育てています。テラスにちょっと大きめの木も入れてみたいですね。
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 両親 子ども1人 |
竣工日 | 2023年11月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
106.82m²
(32.31坪)
1F 106.82m² (32.31坪) |
設計者 | 営業部長 阿部豊 |