キッチンから玄関越しに眺めるポーチ。ポーチと玄関に張られたレンガ調のタイル壁が、ヴィンテージ感ある空間を演出する。
心地よいラフさに包まれた ヴィンテージ風インテリアと暮らす 新潟市 A邸
ダークブラウンを基調に、古材や節付きの無垢材が空間を包むA邸。心地よいカフェのように、リラックスした時間が流れています。「スタイリッシュな家よりも、木を使ったかわいらしい家にしたかった」と話すAさんご夫婦。その思いを、住宅会社の担当者が具現化していきました。 床材は1階も2階もダークトーンに着色した味わいのあるパイン材。そして、建具はほとんど全て、建具職人が空間の雰囲気に合わせて制作したものです。また、ポーチから玄関へと続くレンガ調のタイル壁もA邸の特徴的なデザインの一つ。「住宅会社が手掛けてきた店舗デザインにも魅力を感じていました」と奥様が話すように、細部まで丁寧に作り込まれたインテリアは、日々の暮らしにワクワク感をもたらしてくれます。 「施主さんの思いに対して自分たち住宅会社の人間だけでなく、職人さんや関わった作り手みんなの思いが溶け合った家が完成しました」(担当者)。高級志向でもなく、ストイックなまでのシンプルさでもない。Aさん夫婦が求めていた、自分たちらしい心地よさのあふれる住まいが実現しました。
ポーチから続くテラコッタ調タイルの床はキッチンまで連続。奥へと伸びる無垢の一枚板のベンチが奥行き感をつくり出す。
2階ホールより眺める吹き抜け。大きなFIX窓からの光が、階下だけでなく2階にまで行き渡る。
将来2室に仕切れるように設計した子ども部屋。上部にはロフトを設けて収納スペースを確保した。
白いガルバリウムのシンプルな外壁に、レンガ調のタイルがアクセント。手前の緑が、通りの景観に貢献する。
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 |
竣工日 | 2015年03月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
104.58m²
(31.57坪)
1F 55.69m² (16.81坪) 2F 48.89m² (14.76坪) |
自然素材