リビング全景。TVボードの後ろの板は、家族でDIYで張ったものなのだとか。
大きな土間とペレットストーブ アウトドア一家が望んだ暮らし 新潟市 T邸
年間10回以上もキャンプに出掛けるという、アウトドア好きのＴさん一家。「家でも屋外のように使える広めの土間、そして、火を見て過ごせるようにストーブを入れたい」という要望を出し、いくつかの住宅会社にプラン出しをお願いしました。 それに対し、モリタ装芸の設計担当･大福匠さんは、平面図だけでなく、イメージしやすい手描きのスケッチやパースを作り込んで提案したそうです。 「とてもイメージが分かりやすくて、その内容も私たちの想像の先を行っていました」（ご夫婦）。ファーストプランに魅了されたご夫婦は、見積もりも待たずに依頼を決めたのだそう。 リビングには広い土間が伸び、大きな掃き出し窓はもう一つの玄関としても機能します。土間の上は吹き抜けで、上階の大きな窓から光が注ぎます。「南ではなく東側に開いたつくりなのですが、直射日光が入らないので一日中ちょうどいい光で満たされていますね」（奥様）。 １階の床は幅広のボルドーパインでラフな雰囲気にして、２階の床は表情豊かな杉を使用。きっちりこぎれいに暮らすというよりも、自然の中で過ごすようなおおらかさが感じられます。「昼の雰囲気もいいですが、スポットライトが中心なので、夜の間接的な光も落ち着きますね」（ご主人）。アウトドア好きの感性を刺激する、ユニークな住まいとなりました。
オークの木目がきれいな造作のカップボード。以前から使用していたキャビネット（写真下）に合わせてカウンターの高さを決めたのだそう。
オープンな下駄箱やハンガー掛けは使い勝手が良く、空間も広く見える。
大開口のある2階ホール。洗濯物がよく乾く場所にはアイアンのパイプが物干し竿代わりに。
1F平面図
2F平面図
| DATA | |
|---|---|
| 家族構成 | 夫婦 子ども 子ども2人 |
| 竣工日 | 2016年08月 |
| 構造 | 木造軸組工法 |
| 延床面積 |
104.34m²
(31.50坪）
1F 52.17m² （15.75坪） 2F 52.17m² （15.75坪） |
デザイン
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モリタ装芸は、創業以来47年で２０００件以上の店舗設計を手掛け、多くの実績とノウハウを培ってきたビルダー。デザイン性の高い住宅設計を得意としており、デザインの美しさはもちろん、機能性を兼ね備えた住宅を提案しています。近年では性能面も従来以上に力を入れ、ＺＥＨ仕様を標準とし、高気密･高断熱の住宅を提案しています。
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