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公私を緩やかに分けるSOHO型住宅

所在地/新潟市 家族構成/夫婦 竣工/2009年11月 構造/木造軸組工法 延床面積135.50m²(40.99坪)1階 69.68m²(21.08坪)2階 65.82m²(19.91坪) 本体工事費/1,750万円

白色で統一されたスクエアな外観。向かって左側のドアが自宅入り口、右側の引き戸が事務所への入り口。手前は最大で車6台が駐車可能なスペースになっている。「仕事の来客に、主人の趣味スペースにと、大活躍です」(奥様)。

住宅密集地に立つM邸は、内部に仕事場を抱える、SOHO型の住宅。フリーランスデザイナーの奥様と、会社勤めのご主人が共に強く望んだ住まいの形です。「以前は、仕事用の事務所を別に借りていましたが、忙しくなると帰宅時間が遅くなってすれ違い生活に…。それで、新居は仕事場と自宅を一緒に、と思ったんです」(奥様)。ご夫婦が目指したのは、「仕事場である事務所と、プライベート空間の住居部分を独立させつつも、家族の気配は常に感じられる住まい」。この、ともすれば矛盾して聞こえるテーマに対して、設計士は、一階部分を事務所に、上階をご夫婦の住居にして、用途を区分けするプランを提案。その上で、スキップフロアを採用し、事務所とLDKなどの居住スペースを半階ずつずらして配置させることで、居室ごとの独立性を保ちつつも、建物全体が一つの空間のように緩やかに繋がる住まいを実現させました。「どこにいても、お互いの気配が常に感じられる、居心地のいい住まいになりました」。そう満足そうに話すMさんご夫婦でした。

1階に設けた奥様の事務所(左ページ)と、2階に設けたプライベート空間のLDK(右ページ)。それぞれに独立した空間だが、スキップフロアで緩やかに繋がっている。

事務所の玄関ホール。自宅と事務所の玄関を分けることも新居に強く望んだ要望の1つ。「自宅共用だと、仕事で来た人がプライベートな空間に入るようで気を使わせてしまうと思って、事務所の玄関を独立させました」(奥様)。

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