吹き抜けリビングのあるLDKは黒とグレー系でまとめ、アイアンのスケルトン階段と、石目調のフローリングを採用。
未来予想図もイメージし プロ目線で考えたこだわりの家 新潟市 K邸
建築関連の仕事をしているご主人には、中学時代からの夢がありました。それは「自分の家を自分で設計すること」。建築士ではありませんが、自ら図面を描き、建設会社と綿密に打ち合わせ。建材や設備も指定し、夢をカタチにしていきました。 ご主人が心掛けたのは、一貫性があり、すべての理由が明確で、家族の将来もイメージされていること。LDKを見れば、それは一目瞭然。「ホテルライクな家」というテーマを、材質や色、照明などで巧みに表現し、一角には近い将来必要になるスタディーコーナーのスペースを用意。「デッキにタープを張ったり、壁をエコカラットにしたり…」と、ご家族がより楽しく快適に暮らせるための未来予想図が用意されているようです。
材質や色に加えてご主人が最も気を配ったという間接照明も効果的。また、クールになりすぎないように、下がり天井など随所に木をあしらって温もり感をプラス。
大理石調のワークトップを備えたアイランド型キッチン。スモークガラスを用いた食器棚をはじめ、隠す収納でスッキリと。
お子様の手がかからなくなったとき、ご夫婦でお酒を飲みながらゆっくりとした時間を楽しむため、2階ホールにはテーブルセットを設置。
間接照明が取り入れられたシャープなデザインの洗面脱衣室。扉の奥のトイレには、黒い便座を採用してイメージを統一。
入口のドアを開けた瞬間からK邸のコンセプトが伝わる玄関ホール。框(かまち)や壁に設置した間接照明の柔らかな光がホテルライクな雰囲気を演出。
3種類の外壁材でまとめた外観。グレーの外壁(メインで使用)は、再生材料比率の高いケイミュー社製の「SOLIDO」を採用。環境にも人にも配慮した、住むほどに愛着が深まる住まいが完成した。カーポート横のシャッター奥は、ご主人の趣味のバイク用ピット。
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 子ども3人 |
竣工日 | 2023年08月 |
構造 | 木造軸組金物工法 |
延床面積 |
116.68m²
(35.29坪)
1F 64.18m² (19.41坪) 2F 52.50m² (15.88坪) |