ご夫婦の希望で、LDKは間仕切りのないオープンなプランに。「縦にも横にも開放的な住まいですが、全館空調システムで家中がむらなく、一定温度に保たれます」(ご夫婦)。
全館空調で家中適温に保つ 温度差バリアフリーハウス 新潟市 H邸
旧居では冬の寒さに悩んでいたHさんご夫婦。冬の見学会で体験した家中が適温で保たれた住まいに感激し、新築を依頼しました。住宅会社独自の全館空調システムを採用し、空調室に隠されたエアコン1台で、家中どこでも温度差が少なく過ごせる暖かな住まいが完成。優れた性能面だけではなく、間取りと素材にもこだわりました。リビングに吹き抜けを設け、開放感を増すとともに家族の気配も緩やかに伝わります。1階と2階の床にはパインの無垢材、壁には調湿効果のある珪藻土を採用しました。「吹き抜けがあっても、家中温度差がなく、快適に過ごせます。太陽光発電システムとの組み合わせで、年間の光熱費がプラスマイナスゼロになるんですよ」(ご夫婦)。
吹き抜けから陽光が差し込み、視覚的にも空間的にも広がりのあるリビング。
吹き抜け部分の窓と2階浴室のFIX窓を平行に設置して、浴室から外の景色を望めるように設計した。
玄関ホールの壁面には、調湿と消臭効果のある「エコカラット」を張った。
ホテルライクな空間を目指した寝室。ダーク系のクロスとインテリアで、落ち着きのある雰囲気を演出している。
白のシンプルな外壁に、レンガ調のブロックを張り、個性と温かみを演出。屋根には6kWの太陽光発電パネルが載っている。
リビングに隣接してモダンスタイルの和室を配置。床の間の壁には越前和紙をあしらい、和の雰囲気を強調した。
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 |
竣工日 | 2015年08月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
125.47m²
(37.96坪)
1F 84.06m² (25.43坪) 2F 41.41m² (12.53坪) 備考 (接合部金物工法) |
断熱気密