南向きのバルコニーとリビングは、一間半(約2.7m)の大開口で繋がる。まさにテーマの「風と光」を象徴する大空間。
「光と風」をテーマにつくり上げた 2階リビングと一体のバルコニー 新潟市 S邸
「自由設計であること、自分のこだわりを実現してくれること」からこの住宅会社を選んだご主人。そのこだわりのテーマは『光と風』。新居は必然的に2階リビングの間取りになりました。そしてテーマを最大限に具現化したのが、広大なバルコニーです。室内の床との段差をなくしてフラットにしてあるため、隣接するリビングや寝室の延長のように感じます。家の西側は道路に面していて風が抜けますが、西日と視線を考慮してミラーガラス仕様の四連窓にし、最低限の採光に抑えました。 ほか、リビングはTVや音楽を楽しむために天井高を上げてスピーカーを配置。ダイニングテーブルの高さに合わせてあえてキッチンの床を下げるなど、こだわりがあふれるS邸です。
バルコニーからそよぐ風が心地いい、黒と白をベースにしたLDK。ベースカラーとは対照的に、床には質感が豊かなアカシアの無垢材を張って変化を付けた。
お気に入りのダイニングテーブルと高さを合わせるため、キッチンの高さは変えず、床を下げてマッチさせた。この仕様が、仕切りがなくても別空間を感じさせる
木造軸組に耐震パネルも加えた強固な躯体。「外観は四角にしたかった。住宅会社には随分ワガママを聞いてもらえました」(ご主人)。
電柱2本に挟まれる立地からインナーガレージを採用。左の黒い扉の先は、室内からも出入りできる大容量の外部収納。
大理石調のフロアの玄関ホール。まばゆい白の空間に、階段の黒い踏み板がいいアクセントになっている。
玄関ホールから続く子ども部屋。2部屋に仕切れるが、今はホールとの間の仕切りさえも入れず、自由な空間にしている。
1F平面図
2F平面図
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 子ども 子ども1人 |
竣工日 | 2016年05月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
110.33m²
(33.30坪)
1F 35.81m² (10.81坪) 2F 74.52m² (22.49坪) |
デザイン