奥様が間仕切りの少ない開放的な空間を希望したLDK。モノトーンにしたことで、実寸以上の広がりが感じられる。
モノトーンのデザインと 的確な収納計画でスッキリ空間に 新潟市 K邸
二人目のお子さんが生まれたことをきっかけに「建てるなら早いほうがいいと思って」(ご主人)と、20代で新築したKさんご夫婦。モノトーンで統一したモダンでシンプルな空間は、「ごちゃごちゃしたのが嫌で、余計なものを置かない暮らしができること、そして飽きないデザインであること」を望んだお二人が出した結論でした。二人のお子様がいるにも関わらず、室内は驚くほどスッキリ。機能的なシステム家具や収納ボックスをうまく取り入れた計画に加え、収納上手な奥様の力量も見逃せません。 モデルハウスや完成見学会を参考に、間取りやデザイン、設備などを何度も検討しただけに、「大満足の家になりました」とご夫婦は声をそろえます。
ダイニングとリビングを緩やかにゾーニングする壁は、コンクリート風のクロスにしてアクセントを与える効果も発揮。
寝室だけは壁の一部と天井にグレーのクロスを採用して落ち着いた雰囲気に。プライバシーや採光を考え、窓の形や大きさには十分配慮して設計した。
屋内同様、玄関ドアを除きモノトーンにした外観。
キッチン収納は、奥様がセレクトしたリクシル社の「リシェルSI」。前面の黒い扉を下ろせば普段使いの食器がすぐに取り出せ、パネル全体をスライドさせて開けば組み合わせ自由の収納棚になっている。
2階の廊下に飾られたモノクロの写真パネルにもご夫婦のセンスがうかがえる。
「水回りを簡潔にしたくて」という奥様の要望に合わせ、洗面、脱衣、浴室を直線で結んだ。脱衣室の棚は、あらかじめ収納ボックスのサイズを考慮して配置。
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 子ども 子ども2人 |
竣工日 | 2020年03月 |
構造 | テクノストラクチャー工法 |
延床面積 |
142.00m²
(42.90坪)
1F 73.00m² (22.00坪) 2F 69.00m² (20.90坪) 備考 ※建築主様のご要望で平面図は省きます。 |
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