リビングに隣接して設けた4.5畳の和室。「リビングの窓から柔らかな光が差し込み、電気を付けなくても快適に過ごせます」(奥様)。
無垢材に包まれた 「毎日リラックス」できる暮らし 小千谷市 K邸
展示場や見学会を回り、ようやくたどり着いたのが自然素材の家でした、と話すKさんご夫婦。パートナーに選んだのは同級生が経営する工務店でした。「学生時代以来の再会でしたが、使い勝手の良い間取りや収納を提案してくれて。想像以上の住まいを実現してくれました」(ご夫婦)。完成したK邸は、現しの梁や柱には杉、床には檜など無垢材をふんだんに使い、木の温もりを全身で感じられる住まい。自然素材に包まれた家の中は、程よい湿度と木の香りに満たされています。また、収納や扉、家具なども無垢材で造作。「木の香り、質感、肌触り、温かさ。毎日リラックスできる住まいです。子どもがはだしで元気に走り回っているのを見ると、幸せを実感します」(ご夫婦)。
勾配天井の開放的な2階ホール。天井に設えた梁は削り痕を残す名栗(なぐり)仕上げに。奥の室内物干しと隔てる壁は、一部を格子にして、光と風を導くように工夫。
キッチンの後方に洗面・浴室を配置。さらにキッチンからすぐに2階の物干しへと行けるスムーズな家事動線を実現した。
ご夫婦ともにお料理が好きということで、キッチン背面に広々とした食品庫を設置した。「料理中の手元が見えないよう、キッチンカウンターを高めに設計しました」(奥様)。
2階の床は無垢の赤松を使用。「室内の扉は、利便性と省スペースを考えて引き戸を多用しました」(ご夫婦)。
ナチュラルで優しい雰囲気を醸し出す外観。家とのバランスを考慮して、木製のカーポートを採用した。
DATA | |
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家族構成 | 夫婦 子ども 子ども1人 |
竣工日 | 2015年05月 |
構造 | 木造軸組工法 |
延床面積 |
134.21m²
(40.59坪)
1F 76.38m² (23.10坪) 2F 57.83m² (17.49坪) |
自然素材